氷上の軌跡 -#48 鈴木創士-

中央大学アイスホッケー部のブログをご覧になっている皆様、いつもありがとうございます。今年度の氷上の軌跡2番手を担当します、鈴木創士です。

この氷上の軌跡はOBの方々、応援してくださる方々、保護者、在学生など幅広い人に読んでいただくことはわかっていますが、特に誰をターゲットに文章を書けばいいのかわかりません。
なので、この場をお借りしてこれまで関わって頂いた方々への感謝と僕がアイスホッケーをしてきた16年間を簡潔に書きます。その中で、鈴木創士はどんな人なのかというのを少しでもご理解していただけると嬉しいです。

では、僕がなぜアイスホッケーを始めたのかから書き出していきます。
まず、小学校に入学した当初は野球をやろうと思っていました。しかし、僕の通っていた小学校の野球部は3年生以上でないと入部できませんでした。そこで、幼稚園のスケート教室が楽しかったからという理由でアイスホッケー部に入部しました。もし小学1年生から野球部に入れる小学校だったら、アイスホッケーは絶対やっていませんでした。

それから小・中・高と12年間アイスホッケーを続けた中で、最も嬉しかったことと辛かったことを紹介します。
まず辛かったことは高校3年間です。ピンポイントでどのタイミングというのではなく3年間です。入部してから引退するまで何度ホッケーをやめたいと思ったことでしょう。それを乗り切った自分を褒めたいです。

江南の写真

嬉しかったことは中学校の全国大会で優勝したことです。3年間坊主頭でホッケーを頑張った甲斐がありました。この時の優勝メンバーには現在同期の#91 一真や#11 翼がいました。
鳥取中の写真

他にも様々な出来事がありましたが、高校までの話は以上で終了とさせていただきます。

次に大学進学以降の話です。ご縁があり中央大学に入学することになりました。
大学1年目は、北海道からの上京、慣れない寮生活など大きな生活環境の変化に加え、先輩方のアイスホッケーのレベルが高く、学ぶことで精一杯でした。
2年目はチームの副務を務めたことから、ほかの部活の役職を担っている人と知り合うことができました。生まれ育った場所や環境が違う人達ばかりで、その人たちの話を聞いて大きな刺激をもらうことができた1年でした。
コロナウイルス大流行の3年目はほとんど活動ができませんでしたが、チームの主務を務め、責任感が養われました。
そして迎えた4年目。この1年を漢字一文字で表すと「忙」です。およそ1年間に渡る就職活動、思いもよらぬ主務2年目突入、中央大学体育連盟の常任委員になるなど、何もない日がほとんどない1年でした。しかし、自分自身最も成長できたのではないかと思える1年でもありました。

このように、北海道でアイスホッケーをしているだけでは経験できないことをたくさん経験できた4年間であり、この先長い僕の人生の大きなターニングポイントの1つに間違いなくなることでしょう。

ここまで僕のアイスホッケーを続けた16年間を簡単にまとめました。ここからは上記の16年間で関わって頂いた方々への感謝を伝える場とさせていただきます。

まずは小・中・高の12年間アイスホッケーをご指導してくださった方々へ。
皆様のご指導があったからこそ大学アイスホッケー界きっての強豪である中央大学に進学することができました。ありがとうございました。

中央大学スタッフの皆様へ。
アイスホッケーのご指導はもちろん、僕の就職活動を気にかけてくださったことや、チームの大事な役職を任せて頂いたことに感謝しています。おかげさまで大きく成長できた4年間になりました。ありがとうございました。

元部屋長だった2人の先輩へ。
釧路時代からの先輩2人が僕を同じ部屋に入れてくれたおかげで少し安心して上京・入寮することができました。部屋での生活も楽しかったです。ありがとうございました。(このブログをもし見ていたら、元部屋飯開催してください!!)

前部屋の写真

現部屋っ子3人へ。
今年の全部屋の中で一番仲が良くて、楽しい部屋だと僕は思っています。このメンバーだったから最高に楽しい寮生活を送れました。ありがとう!
現部屋の写真

最後に両親へ。
僕の両親は他のどの家庭よりも僕と妹にお金と時間をかけ、そして愛情を注いで大切に育ててくれました。これは胸を張って言い切れます。両親の子供じゃなかったらアイスホッケーができていたかわからないし、これほどたくさんの貴重な経験はできていなかったと思います。
あと、就職活動で心配をかけてしまって申し訳ありません。両親にはもう心配や迷惑をかけない立派な大人に成長してみせます。
22年間本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。

この氷上の軌跡を書いていると、多くの方々の支えがあったからこそ16年間アイスホッケーを続けることができたのだと改めて感じます。僕は感謝の気持ちを言葉で伝えるのが苦手なのでこのような形で氷上の軌跡を書きましたが、これからは日々感謝を忘れず、言葉でも伝えられる人間に成長していきたいです。

#48 鈴木創士

中央大学スケート部アイスホッケー部門

中央大学スケート部 アイスホッケー部門