氷上の軌跡 -MG三宅萌友子-

中央大学スケート部のブログをご覧の皆様こんにちは。

黒瀬でも入江でもない方の女子マネージャーの三宅萌友子と申します。

前述の2人は選手ご家族・OBの方々や報道関係の方とも交流がありますが、私は部の外との交流どころか今年の1年生たちとほぼ関わりがないまま引退を迎えてしまいました。お察しの通り人見知りです。

新型肺炎の影響で、2020年は悲しいニュースばかりでした。しかし優勝という形で引退を迎えられ、良い1年だったと思えてしまうほど幸せな締めくくりでした。

その今シーズンを中心とした話になりますが、私の「氷上の軌跡」もぜひご一読いただければ幸いです。

選手ご家族の皆様や中央大学を応援してくださる皆様にとっても、試合数が減った上に直接応援に行けない辛いシーズンになったと思います。

私は秋リーグ期間中、YouTube中継を担当しておりましたので、配信内のチャットや視聴してくださる方の人数を通して、より皆様の想いを感じることができました。

この場を借りて、YouTubeチャンネル登録・配信のご視聴・チャットでのご声援・高評価の御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

それに関連して、私が完全独学で習得した中継の方法や使用したソフトを軽く紹介してみたいと思います。

今回採ったものが最善の方法とは言い難いですが、事情により試合の様子を中継したいとお考えの方の参考になれば幸いです。

【使用ソフト】

『OBS studio』 

：ライブ配信フリーソフト

『iVCam』 

：スマートフォンで撮っている映像をPC側に転送する基本フリーのソフト

『Snaz』 

：配信画面上にタイマーを表示させるフリーソフト

『SHIG WebsiteのSteamControlテンプレート(数字版)』 

：配信画面に表示するスコアボード

※撮影カメラはiPhone 11proのみ。ポケットWi-Fi（WiMAX W06）を有線接続で使用し、映像出力ビットレートは平均3000Kbps。

1試合あたりのデータ使用量は平均4GB程度でした。

iVCamはPCとスマホを同じWi-Fiに接続しても使えますが、PCとスマホを有線接続した方が安定します。

インストールは無料ですが、広告が表示されたり、画質の上限があったりしたので有料版にアップグレードして使いました。

Snazに関しては、他に良いものが見つからずに使っていたというだけです。アイスホッケーのようにこまめにタイマーを停止するためのソフトではないため、実はあまりおすすめはできません…。

スコアボードは本来eスポーツ用に作られたテンプレートです。

秋リーグ第3戦から導入してみましたが、クオリティが格段に上がって見えたので、これ以外のものでもスコアボードを使うのはおすすめです。

以上が簡単な紹介です。

試合の中継を担当したことも私にとって良い思い出となりました。

解説ゲストに参加していただいたり、選手の生の声を載せてお届けしたり、卒業生の方々にチャットでコメントをいただいたりと、中継ならではの新しい楽しみ方をお届けできたのではないかと思っています。

皆様にもお楽しみいただけていたら幸いです。

最後になりますが、私たちマネージャー4人がいろいろなことを新しく始めようとしているのを見守ってくださったスタッフの皆様、先輩方ありがとうございました。

そしてOBの皆様、中央大学アイスホッケー部ファンの方々、新しいマネージャーたちが好き勝手やっていたにも関わらず、変わらぬご声援賜り誠にありがとうございました。

SNSなどを通じて頂戴した応援は私たちの励みとなっておりました。

同期や後輩にも恵まれました。練習にも行かない私を仲間に入れてくれる心優しい人ばかりで、その環境に甘えてしまったところもあったことを今更ながら反省しています。

身近で日本トップレベルの選手たちを見られることは、他にはない刺激でした。みなさんに少しでも貢献できていれば幸いです。

満足に外出もできない生活を強いられていた中、耐え忍び勝利を掴んだ選手たちには尊敬の気持ちしかありません。頼れる後輩たちの今後の活躍が非常に楽しみです。

中央大学の、このチームだからこそ取り組めたことがたくさんありました。お世話になった皆様に、そしてその皆様との出会いに感謝し、私の「氷上の軌跡」を締めくくりたいと思います。

最後までご覧頂き、誠にありがとうございました。