人間万事塞翁が馬

どうも。題名から、僕の頭からは到底出てきそうにない難しい言葉から始まりました、#74米山です。権平くんから、中央のドラゴンと紹介して頂きとても光栄です。これからも河合プライドを持ち、頑張っていこうと思います。(髪の毛はシーズンが終わるまで伸ばす予定です。)

さて、ブログの題名がなぜ「人間万事塞翁が馬」なのか。
白樺学園を卒業した、湊谷先生チルドレンの皆様ならわかるかと思いますが、よく先生が僕たち生徒に投げかけていた言葉です。
意味としては、様々な解釈があると聞きますが、僕は「幸福も不幸もいつ訪れるか予測できない」というような意味だと思っています。

それでは、なぜ、今回僕のブログの題名が「人間万事塞翁が馬」かと言いますと、
秋リーグ直前に、氷上練習にて右膝の内側靱帯を怪我してしまい、そこで気付いたことと結びついたからです。

膝を怪我してしまうと、歩くことはもちろんの事、曲げ伸ばしや体重を乗せることも痛くて、全体練習には参加していませんでした。
本当にリンクで練習を見ているだけで、ホッケーがしたくてたまりませんでしたし、一週間くらい経つと面白くなく感じてしまっていました。
ですが、怪我をして練習に参加できていなかったのは僕だけではありませんでした。一年生の響(柴田響)も膝を怪我していて、シーズン初めから練習に参加できていなかったのです。
そんな響が、怪我をしているのにも関わらず、毎回の練習で裏方の仕事に徹し、チームの荷物を運ぶ姿を僕は見ていました。


裏方の立場になって気付くことは沢山あると自分の中で思っていましたが、いざその立場になるとその行動がどれほどチームに影響してるか、計り知れないものがあると思います。
響の姿を見て、荷物を運ぶのを手伝おうとしましたが、僕は響から嫌われているため「僕がやるので大丈夫です。」と…
これ以上嫌われたくないと思い、近づきすぎないようにしていますが、僕もみんなのボトルを配る事や要求された事に、全力で応えようと、裏方の仕事を行なっていました。

さて、ここで湊谷先生がおっしゃっていた「人間万事塞翁が馬」、この言葉をふと思い出し、気付いたことがありました。
それは、『幸福も不幸もいつ訪れるか予測できないのならば、不幸が怪我ならば、幸福を得るためには不幸をした反面、誰かの為に働くことであったり、何かに還元できることを積み重ねることによって幸福が来るのではないか』ということです。

チームのみんなは試合に出るため、勝つために必死で練習している。怪我で離脱している僕がその練習をみて「面白くない」と思うのは、チームとして正直いらない存在です。
離脱して、裏方の仕事に回る事になったからには、みんなを全力でサポートするしかチームに還元できることはないのです。
大学やこれからも大切にするべきことを高校時代に気付かせてくれる、湊谷先生には感謝の言葉しかないです!

最後まで、指摘しかなさそうな文章、内容を読んでいただき、ありがとうございます。
次回のブログは、「ブロ」です。
なかむ…いや「ブロ」です。
彼の頭の回転の速さは異常すぎて、僕はそんな彼のことを人間辞書だと思っています。
もちろんリスペクトの塊です。そんな彼の、次回のブログを是非ご覧ください!!

中央大学スケート部アイスホッケー部門

中央大学スケート部 アイスホッケー部門