挑戦から得たもの

皆さんこんにちは。文学部3年#18の徳光陸です。

実は先月から今回のブログで何を書こうかと熟考していて、前回のブログからの1年間での海外経験や、この夏休みから参加しているインターンシップなどでどれか1つに絞ろうかと考えている間に同期に先を越されてしまいました。

また、今回が自由に書ける最後のブログでもあるので、これまでの大学生活で培った強みについてまとめたいと思います。自らの強みはズバリ…とここで結論まで言ってしまうと皆さんの読む気が無くなってしまうと思うのでまだ言いません。少々お付き合いください。笑


私は大学入学以来、常に周囲と違う事や新しい事にチャレンジしていこうと考えながら生活してきました。以前小川翔太君のブログでもありましたが、大学生活で明確な何かを得たかったというのが大きな理由です。

そのためこの1年間、留学や旅行などでカナダやロシア、アジアの国々に行きましたし、今夏7・8社ほどインターンシップにも参加して日々新しい刺激を受け続けようとしています。実際、留学を通して世界各国に友人ができて彼らに会いに行くことが旅行のメインプランになったり、インターンシップでは国立大や他の私大の一般学生と触れ合って私の視野の狭さを痛感したりしています。

このような環境においては、自らの英語力の低さや知識・経験の少なさが目立ってしまい周囲に埋もれてしまっている自分がいました。競争に勝つとまでは言いませんが、自らの存在意義や価値を高めるためには何があるのだろうかと考えた時に大きな1つの結論に辿り着きました。それが「笑顔」でした。

幼い頃からどちらかと言えば明るい性格でしたが、笑顔に対しては特に何も考えたことはありませんでした。それが大学入学後に、既述したような経験をしていく中で頻繁に表情の豊かさや笑顔について周囲から言及される機会が増えていきました。

非常に印象的だったのはカナダに留学していた際の電車内でのエピソードです。当時、語学学校へは電車とバスで通っていたのですが帰りが日をまたぐことも多く電車で寝てしまうことも多々ありましたが、ほぼ毎回誰かしらが起こしてくれたのです。それが何度か続きふと考えてみると、私が電車に乗ってから取った軽いコミュニケーションが生かされていたのです。その方たちとは連絡先を交換したわけでもありませんし、たった数秒、一言二言会話を交わしただけでした。ただその時の第一印象が相手にとって好意的であったのは結果から見ても明らかでしょう。私の笑顔がこのような結果を導き出してくれたのです。

負けず嫌いの私はこれまで常に競い合おうとしてしまうことが多かったのですが、笑顔に着目したことで、周囲の得意分野に対しあえて勝負を挑みナンバーワンになる必要はなく、周囲の誰にもできないことをしてオンリーワンになればいいのだと改心し、それからはどんな時でも笑顔を絶やさないと決心しました。

その結果、初対面の人たちからはほぼ毎回「その笑顔は他人を幸せにできるし、誰にもできない大きな武器だよ」と言われるようになりました。私はこれまで過ごしてきた日々が刺激的であり、後悔の無い選択を続けてきたことがこの発見に結びついたと考えていますが、時には部活動を続けている以上その一本に集中すべきだと批判されることもあります。批判されることを恐れてはいませんし、人それぞれ考え方があるという認識を持っていますが、他の部員や似た意識を持つ人たちが新しいことにチャレンジしやすい状況を作るためには私が明確な結果として示さなければならないと考えています。つまりいずれこの取り組みの成果を後輩たちにも還元して、各々の思いを体現できる素地を作ってあげることです。そのためにも私は引き続き笑顔を絶やさず刺激的な日々を送り、更に新しい発見をしていきます。


最後になりますが、アイスホッケーにおいても練習中や試合中などどんな場面でも笑顔を絶やさずプレーしようと思いますので、是非リンクまで足を運んでいただき私を含めたみんなの笑顔を見て幸せになっていただきたいなと思います。まとまりのない文章になってしまい恐縮ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

徳光陸

中央大学スケート部アイスホッケー部門

中央大学スケート部 アイスホッケー部門