骨折と学び

こんにちは、3年生の#23沼田陸です。

現在、チームは秋リーグ後半戦に差し掛かり、優勝に向け変わらぬ努力を重ねています。
しかし、チームとして結果を残すことができず、厳しい状況が続いているのが現状です。一途にチームの勝利のために何をすべきかを各自見直し、チームファーストのプレーが求められてくると考えています。応援してくださる方々に顔向けできるようなプレーをし、より一層努力したいと思います。

さて、私事ではございますが、現在左手小指を骨折し試合に出場できない日々が続いています。毎日の練習でリンクサイドから選手のプレーを眺め、下半身トレーニングや体幹トレーニングなどを行い過ごしていました。

この生活の中で学んだことは、私の長所である「トップスピードに至るまでの速さ」をどのようにして活かすかというところに、パック保持していない時のプレーが重要であると気づいたことです。
1分間のシフトの中にパックキープしている時間は多くて10秒〜20秒、少ないと一回もパックに触れないで帰ってくるシフトもあります。
このことから、やはりパックを持っていない時間にどう動くかというところに、その人の真価が問われると思います。

詳しい話になりますが、パックをもらう前に少し相手との距離を空けて、自分のスピードをつける空間を作り出すことや、パスをもらう前に、緩いスピードから急にトップスピードになり、パックをもらう時点で既にディフェンスを振り切るなど、上手な選手は自分の長所を活かす動きをパック保持していない時間で行っています。

私はアイスホッケーができない生活の中で、このようなことに学びを得ることができました。毎日アイスホッケーを客観的に見ることによって、気づいていない部分に気づき、意外と学びが多い生活であり、有意義に過ごすことができました。

秋リーグが終わると、残すところインターカレッジのみとなります。今年の4年生とは、仲が良く、特別な思い入れがあります。
絶対に悔いの残らない形で終わり、4年生を送り出せるよう、頑張っていこうと思います。

これからも中央大学スケート部の応援をよろしくお願いします。

中央大学スケート部アイスホッケー部門

中央大学スケート部 アイスホッケー部門