育つか、抜かれるか。

チームブログをご覧のみなさんこんにちは!3年#29柴田響です。 

10月28日のブログで、#27佐藤なおきが一生懸命育てているミントを紹介していたので、私のひまわりもお見せしたいと思います。
(発芽したてのひまわり)

先月なおきと二人でLOFTに行き、彼はミント、私はひまわりを育て始めました。
なおきがミントを育て始めたのは、彼が生き物や植物を飼育するのが好きだからなのですが、私がひまわりを育て始めたのには少しワケがあります。
少し時を遡り半年ほど前、私はこれまで生物を飼育した経験がほとんどないのですが、小さな苔を栽培し始めました。栽培には慣れていないので、それほど水やりの必要がなく、棚の上に置物として置けるような小規模なものを選びました。小さくてかわいらしく、それなりに愛着を持って育てており、この苔を見てなおきも関心を持ってくれました。
ある日、苔に元気がなかったらしく、なおきが水を与えてくれました。しかしこの水の量が苔にとって致死量だったらしく、しなびたまま元気を取り戻すことはありませんでした…。
それでお詫びとして新たな植物を買ってくれることとなり、ひまわりを育てることになったのです。

気持ちを切り替えて新たな相棒を栽培していこう!と意気込むとともに、説明書を熟読し、順調に発芽させることができました。

しかし、ここで再び事件が起こります。
なおきが新芽を引っこ抜いたのです。暴君、いや死神。これらのことがあってから私は彼のことを死神と呼び始めました。
この蛮行の理由を聞くと「こいつに世の中の厳しさを教えてやったんだ」と真っ直ぐな目で言ってきました。言い返す気力も湧かず、芽が抜けてからその後、数日体に力が入らなかったのですが、その後数日様子を見るとまた芽が元気に成長していました。なおきはこれを見越して抜いたのでした。

この出来事から私は、失うことの辛さと時に心を鬼にして厳しくすることの重要性を学びました。飼育マスターなおき(鬼)、ありがとう。

ひまわりは現在、育たないと抜かれるというプレッシャーから死に物狂いになっているのか、驚くほどすくすく育っています。もうすぐつぼみが出てくる頃だと思います。綺麗なひまわりの花が咲くのを楽しみに大事に栽培していきたいと思います。

ブログは以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
(最近のひまわり)

中央大学スケート部アイスホッケー部門

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