精神の自律性はマテリアルな敗北のときにもっとも明瞭にあらわれる。

# 17横須賀から脅威の顔の長さ5cmという紹介をされたSNS担当の法学部4年中村竜登です。
広瀬すずとか齋藤飛鳥でもさすがにもうちょい顔大きいと思うよ、モンちゃん。
今回も毎度お馴染みの長ったらしいブログに最後までお付き合いくださいませ。
さて、僕のブログを毎度ご精読されている皆さんはそろそろタイトルを見てから誰の言葉なのか、今回は何を言おうとしているのか予想される方もいらっしゃるのではないかと思います。
 今回のタイトルにある言葉は、政治学をかじったことのある人なら知っているけど、普通は耳に馴染みのないであろう丸山眞男という政治学者の「自己内対話」という本から引用しました。
丸山眞男氏について説明すると長くなるので個人的に調べて貰えると幸いです。今回のタイトルでは精神の自律性がマテリアルな敗北の時に最も明瞭に表れるということで「マテリアルとは?」「何が言いたいんだ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。僕が丸山眞男氏から直接聞くことは出来ないので、あくまで僕の解釈ですが、精神というのはマテリアル、つまりは物質的且つ明確な敗北を喫した時に最もその状態を表すということだと考えます。
要するに追い込まれた時や絶望的な時に見える精神状態が最もその人の精神性を表すのではないかということだと思います。人間の本質を見抜いた言葉だと思い、今回のテーマにしました。
さて、ここまで一区切り読んでくださった皆様、まずはありがとうございます。政治学の時間はおしまいです。

 本題に入ります。実は先月、僕は新横浜のスケートリンクで練習中に右肩を脱臼していまいました。全治はおおよそ1ヶ月とのことで、今は練習を見学するのみです。怪我をした時は正直痛みが激しく、午後やっと見つけた病院で肩をはめて貰うまでは色々なことが頭をめぐりました。「脱臼じゃなくて他の大怪我だとしたらもうこのまま引退かな」とか「選手として終わるとしたらこれが最後の練習になるのかな」とか「もうこれ以上アイスホッケーをするなって誰かに言われてるのかな」とか悲観的なことしか浮かびませんでした。
これまで大怪我がなかった僕のアイスホッケー人生においてまさにマテリアルな敗北であり、精神性が表れた瞬間だったわけです。
こういう時程変に昔を振り返って「確かに、自分のアイスホッケー人生はこれまで試合でも大した結果残してないし、4年の10月にこれって脇役みたいな終わり方だよな」とか皮肉なことを思うものなんです。
実際は全治1ヶ月だから復帰は見込めるわけですが、早くて11月頭復帰で残りは2ヶ月弱、自分がチームに貢献できるのかなんて今も不安定な気持ちはありますが、前回のブログで何事もやってみないと分からないと自分で言っていたので過去の自分の言葉を信じてもう少しだけ足掻いてみます。
この崖っぷちな脇役の足掻きを最後まで応援してくださるなら、これ程嬉しいことはありません。
皆さん応援お願いします。
↑ちなみにこれが病院のレントゲンで撮った脱臼の写真です。左が外れた写真ですが「典型的な脱臼ですね」とお医者さまに言われました。

ここまで自分のことばかり書いてしまったのでここで恒例の選手のサービスショットを夏合宿の写真も含めて紹介しますね。
↑釧路合宿でずっと同部屋だった# 90種市。
食事に行った時でカレー越しにキメてますね。
晃太郎と居ると部屋でお互い会話はないですけど何故かそれが苦痛にならないんです。
↑合宿帰りの空港での# 89鈴木と# 39 阿部。示し合わせたわけでは無いのに何故かペアルックの2人でした。釧路江南時代からの同期の絆というか愛ってことですかね?
↑クールダウンの最中にカメラの存在に気づいた# 33
川合と# 71木村。変顔とウルトラマンをやってきました。クールダウンに集中して欲しいところですが。
↑最後に合宿とは関係ないですが、キャプテンの# 21権平。前回ブログに写真載せなかったら載せろやと言われたので仕方なく。どんだけ出たいんだよ(笑)って。

今回のブログも長々とすいません。毎度愛読してくださる方には感謝しています。現在チームは秋リーグの最中で明日東洋大学との試合になります。皆さんのご声援の程よろしくお願いします。
あと、スケートリンクで腕を吊ってる人がいたらそれは僕です、見かけたら笑ってやってください(笑)。
次回のブログはスーパー真面目な努力人間の# 25小形によるブログです。是非とも期待してください!

それではまた。

中央大学スケート部アイスホッケー部門

中央大学スケート部 アイスホッケー部門