「がんばらない」ということ

こんにちは!「Mr.おつかい」の畑山より紹介されました#75 石川涼です。彼は僕のことを、どこか抜けていると言っていましたが、そんなことはありません。僕は、蚊の多い時期に閉め切った部屋のど真ん中で蚊取り線香を焚く、至って普通の大学1年生です。

というのは冗談で、僕は昔からどこか抜けている、変わり者だと言われています。蚊取り線香の件については実際に僕がやったことで、寮中を蚊取り線香の匂いで満たし、ちょっとした騒ぎを起こしてしまいました、、
みなさんは、使用上の注意に沿って、換気の良い場所で、安全にご使用ください笑

 そんな僕の性格はアイスホッケーにおいては、特にゴールキーパーにとってはあまり良くありません。キーパーがどこか抜けたプレーをすれば直接失点につながります。なので防具をつけ、氷に乗れば一転して気を張り、気合を入れて試合にのぞむ、、訳でもなく、試合中でも僕は基本がんばりません。がんばらないといっても、サボるというわけではありません。リラックスし、出来るだけ体の力を抜いた状態でプレーするためです。これには理由があります。

 カナダ北部の氷雪地帯に住む先住民族のイヌイットはがんばりません。がんばると筋肉が硬直してしまうからです。北極圏に近い地域で、筋肉の硬直は致命傷になってしまいます。飛び越えられるはずのクレバスもがんばることで超えられなくなってしまいます。
そんなとき彼らはどうするのかというと、みんなで冗談を言い合うそうです。笑ってリラックスするということです。つまりがんばらなきゃいけないときこそ、がんばらず、リラックスすることが大切だと僕は考えています。体の力をうまく抜くことで、自分の全力のプレーができるということです。

昨日の朝、今シーズン最後の練習がおわりました。残すは明治との最終戦。勝てば優勝という大一番、熱い応援をよろしくお願いします。
ちなみに、蚊がいなくなり残った9本の蚊取り線香の使い道は現在検討中です。

中央大学スケート部アイスホッケー部門

中央大学スケート部 アイスホッケー部門