信念

みなさんこんにちは!
総合政策学部4年の小川翔太です。
前回担当の陸が氷上の軌跡に匹敵するブログを書いた上でパスを回してくれたためかなり緊張しておりますが、負けじと気合を入れて書きました。
かなりの分量にはなりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

と、本題に移る前に報告です。
今年から背番号が「20」になりました!
 中学生まで付けていた愛着のある20番で、初心に戻って最後の一年を戦いたいと考えたため変更しました。(実は28をつけていたのも20に形が似ているという理由でした)
 NIZIUのように、多くの人に注目していただけるように頑張ります!もちろん先代のキリエ君の熱いハートも受け継ぎますよ!


 前置きが長くなってしまいましたが、ここから本題に入ります。
 前回のブログで陸も言っていましたが、新型コロナの影響で失われたものも多い反面、今まで時間を費やせなかったことにも力を注げるようになったと思います。
 私の場合はOB訪問(オンライン面談)を通して社会を知る、ということに時間を使いました。
最初は内定をもらうために面談していたのですが、途中から社会で活躍されている方のお話を聞くことが就活だけでなく人として成長していくために必要なことだと感じ、就活終了後も多くの方と面談を組んでいただいています。
面談では、必ず「仕事をする上での信念」を質問するようにしています。
これまでに50人以上にお話をお聞きしましたが、驚くことに「信念」には2つの共通項があることに気づきました。

それは、『誠実』と『全力』。

つまり、みんながハッピーになる事に全力で取り組んでいく。
言い換えれば「利他の心と自己研鑽の精神」です。

社会人として働くということは、プロとして誰かに対して誰かに対して価値を提供することであり、そのためにこの2つの信念は不可欠であると感じました。
「本田圭佑がプロサッカー選手で、大谷翔平がプロ野球選手なら、俺らはプロの仕事人だ」というOBのお言葉は今でも鮮明に覚えており、そんな“プロの“社会人を目指し、OBの方々のように活躍することが、卒業後の目標となりました。

 同時に、この『誠実』と『全力』は、私たち学生にとっても不可欠な信念だと気付かされました。
チームのために、また自身が成長するために常に全力を尽くすこと、そして誠実な言動を常に心懸けることが優勝するためには必要であることは言うまでもありません。
しかし、誠実(利他の心)を競い合いの激しい部活動の中で意識することは容易ではないかもしれません。
チームメイトは仲間であると同時にライバルでもあるためです。
それでも、チームのために、仲間のために何ができるのかを常に考えることが、強いチームを作る上で欠かせない1ピースになる術だと思います。

 私の部屋の入れ替わりの先輩である日笠さんは、自身が試合に出られないときでもチームに少しでも運気が舞い込むように、とゴミ拾いをしていたと聞いたことがあります。
 また、私が一年生の時の部屋長であり主将の智也さんは、試合に出られる実力ではなかった自分に対して、自身の練習の時間を削ってまでアドバイスをくださったり、トレーニングに誘ったりしてくださいました。
 さらに昨年度の部屋長であり主将の翼さんも、控え室の前に置いてあるスティックを綺麗に並べたり、試合に出られないときにもドアマンとしてベンチに入りチームを鼓舞したり、リンクから上がるときにはリンクに一礼したりしていました。

 これらの行動は勝利へ直結するわけではないかもしれませんが、そのような心が積み重なれば、やがて勝てるチームへと成長していくのだと思います。
誠実・利他の心とは、そう言った身近なところから誰でも実践できるものなのだと思います。
写真中央: 小泉智也(現室蘭スティーラーズ#9)
写真左: 阿部翼(現室蘭スティーラーズ#29)

 新型コロナは当たり前が当たり前ではないことを私たちに教えてくれました。
だからこそ、今アイスホッケーに打ち込めているこの日々に感謝し、先述の信念を肝に銘じて言動に移していきたいと考えています。

 今年の秋リーグは無観客となってしまいましたが、SNSなどでの応援もとても大きな力となりますので、ぜひ今後とも中央大学を応援していただければ幸いです!

 話は変わりますが、次回のブログ担当は我らが守護神、#31館田卓です。
陸上ではムードメーカーとして、氷上ではビッグセーブでチームを盛り上げる彼の存在は、チームに欠かすことはできません。
ぜひ彼のブログと試合でのビッグセーブにご注目ください。

長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

中央大学スケート部アイスホッケー部門

中央大学スケート部 アイスホッケー部門